引き継ぎをするとき、
ともすると当事者同士の問題としてしまう傾向があります。

「ちゃんと引き継ぎしといてね」

担当者が代わるとき、
会社側は、あるいは上司は、
それだけで責任を当事者に押し付けてしまうのです。

特に、利益を生み出さない(と思われている)スタッフ部門では
「誰がやっても同じ」
と思われているのでしょう。

でも、優秀だった社員が辞めるにあたって、
後任がそのレベルに達していないと
「○○さんはできていたのに・・・」
と文句がでてきたりすることもあるのです。

引き継ぎができていないと
業務のレベルが下がります。
流れが滞ってしまうのです。
結果的には、会社の事業に支障をきたすことになります。

会社側に「引き継ぎ」を支援する意識があるかないか。

これで、その会社が伸びるか伸びないかが分かれることとなるでしょう。