引き継ぎを受ける方から考えてみます。
検索で調べてみましたが、
引き継ぎを受けるときの心得は
あまり語られていないみたいですね。
引き継ぎをする方の立場はいろいろあるんですけどねぇ。
で、考えてみました。
結局これが一番いいのではないかと思います。
引き継ぎを受けるときは、
この仕事をいつか他人に引き継ぐときが必ずくるとして
考えてみること。
引き継ぎをしてくれる人が
必ずしもちゃんとした引き継ぎをしてくれるとは限りません。
マニュアルがあったら御の字だったりしますよ。
しかもそのマニュアルだって
わかる人にはわかる、程度のものだったりしますからねぇ。
そこから仕事の全体像を読み取り
役割を理解する。
これができれば、どんな仕事だって引き継げます。(たぶんね)
『エースをねらえ!』という漫画にこんなセリフがありました。
正確なところは覚えていませんが。
テニス王国といわれる西高のテニスコートで。
お蝶夫人こと竜崎麗香が後輩の岡ひろみに言います。
「私はここで得たことをすべてあなたに伝えたわ。
それをより高めて後輩に伝えなさい。
それが伝統を受け継ぐ者のつとめよ。」
引き継ぎを受けたら、それをより高めて(精度をより高めて)
次に渡すことを考えたいものです。
事務は数字で成果がでないので、
自分の存在意義が見えなかったりしますが、
実はこの「より高めて引き継ぐ」ことにこそ
価値があるのではないかな、と思うのですが
いかがでしょうか?