引き継ぎについていろいろ考えてみています。

ふつう考えられるのはOJTという方法です。
これは、引き継ぎをする人と受ける人が、一緒に一定期間を過ごして
マニュアルをもとにしながら、もしくは一緒にやってみながら
教えていく方法です。

引き継ぎ、という点からはあまりないかもしれませんが
OffJT つまり集合研修というのもあります。
大勢の人がひとつの業務を行う場合
情報共有する意味でも、レベルを一定に保つ意味でも
一斉に研修を行い、それから個々に就業するのです。

あとは、後任の人が間に合わなかったということで
マニュアルを残し、それを元にやってもらう、という場合。

そのいずれもですけど、
独り立ちしたあとでも「何かの時に」相談したくなるケースが
あると思うんですね。

そばに聞ける人がいればいいのですが
小さい会社の場合、その人に仕事を任されていることが多いので
他にわかる人がいません。

したがって、どうしても前任者に問い合わせを入れたくなってしまうのです。

社員で他の部署に異動しただけならば
電話でちょこちょこと聞いたり相談もできるでしょうが
転職したり、まして派遣スタッフ同士だとすでに他の会社の人でもあり、
聞くのもはばかられます。

こういうときに
「相談できるところ」
があるといいなぁと思うのです。

セキュリティの問題もありますが
クラウドな環境があれば、違う場所にいても
ある程度はサポートすることが可能です。

細かい数字などをあげるのはタブーにしたとしても
クラウド、あるいはデジタルな環境で
問い合わせや相談をしていれば
それがノウハウとして蓄積されていきます。

それが会社の資産にもなっていくのです。