検索してみると、

自分の仕事を引き継ぐときの心得

は、よく見かけます。

 

自分の仕事は自分がよくわかっていますからねぇ。
一番うまく説明できるのは本人のはずなのです。

ですが、そこが一番迷うところでもあります。

普段、それこそ無意識に動いてしまっていること
改めて他人に伝えようとするとこれが難しいのです。

同じ会社の誰かに引き継ぐならば、
それでも暗黙の了解があったりしますので、楽かもしれません。
一から説明しなくて済みますし。

でも、「認識を共通のものとしておく」ことは大切です。

新しく入社した人に引き継ぐのだとしたら?
新社会人の若い人かもしれないし、中途入社の即戦力かもしれない。

そのどちらでも、一から説明する用意をしておくことは大事です。
ここまで説明しなくてはならないか!?と思うくらいで
ちょうどいいと思います。

長年その会社にいた人は特に、ですが
その会社独自のルールが染みついてしまっていますから
世間一般のルールだと思い込んでしまうことが多いのです。

用語のひとつひとつ、わかりやすい表現を心掛けないと
相手は????になってしまいますよ。

中途入社の人ならば、ある程度あたりをつけてしまうなり
わからないなら聞くなりできるでしょうが
新入社員は「何がわからないのかわからない」状態だったりしますから
コミュニケーションが途切れてしまうことがあります。

 

以前、社内システムを構築したときに心掛けていたことですが

  • どのようなスキルの人がきても(学生アルバイトや年配の女性が突然従事しても)
  • いつ新しい人がきても(いきなり人が代わるということもありえたので)

仕事の流れがわかる、間違えにくい(むしろ、間違いようがない)
システムを考えていました。

マニュアルを作るのでも同じことだと思います。

誰がみてもわかるマニュアル

そんなマニュアルをつくることができる人は
間違いなく『仕事ができる』人なのです。